食いしん坊なプロの衛生管理屋が、食品衛生に無理くり絡めながら美味しいグルメや新商品を紹介&レビューするという企画モノ、「グルメ食品衛生」。
今回は、2021年2月26日にスシローが出したという関東初となるテイクアウト専門店、「スシロー To Go JR我孫子駅店」に実際に足をのばして、お寿司を買ってこようかと思います。
我孫子シティのぶらりプチグルメもあるよ!?

改めまして、皆様こんにちは。
高薙食品衛生コンサルティング事務所です。
ここだけしか聞くことの出来ない神髄中の神髄、
「プロが本気で教える衛生管理」を、毎日皆様にお教えしています。


あきんどスシロー(アイキャッチ画含む)

関東初のスシローテイクアウト専門店が、我孫子駅に!?

先日2月26日、回転寿司チェーン店でおなじみの「スシロー」が、関東では初となるテイクアウト専門店を出店するとの報道があがっていました。

『スシロー関東初のテイクアウト専門店「スシロー To Go JR我孫子駅店」オープン、年内10店舗以上の出店目指す』

あきんどスシローは2月26日、関東初となるテイクアウト専門店「スシロー To Go」をJR我孫子駅(あびこえき)構内にオープンした。

「スシロー To Go JR 我孫子駅店」は、既存店舗のキッチン設備を活用し、販売のみを行うテイクアウト専門店。販売する商品は、スシロー店舗で人気のにぎりセットをはじめ、テイクアウト専門店限定メニュー「寿司盛り合わせ」(12貫入り、税込650円)や「鉄火巻・サラダ巻」(8貫入り、税込330円)、「まぐろ3貫」「えび3貫」といったアラカルトメニューなどをラインアップ。


あきんどスシロー

気になる出店先は、千葉県の我孫子、その駅構内であるということ。
あれ、それってぼくのうちからそんなに遠くないぞ!?

なんでも報道によると、スシローはすでに昨年の2020年9月、第一号となるテイクアウト専門店を兵庫県芦屋市に実験的に出店したという。
これが想定以上に好評を呼んだため、全国展開に及んだ、とのこと。
で、その全国展開に向かう最初の関東一店目が、この我孫子店となった、という様子です。
しかも店名にはあらたに「To Go」を入れて差別化。
生活の拠点となる郊外などの駅を狙って、現在出店計画を進めているところだとか。

…なるほど、その考えは理解した。
うん、よーく、理解した。
でも、さ。
でも、だよ。
でも、どうして一店舗目が、この我孫子駅なんだ!?

いやね、実をいうと結構前に、住んでいたんですよこの隣町に。
なのでよーく知っているんですね、我孫子って。
いやね、これを言ってしまうとちとばかり角が立ちかねないのでどうかなーとも思わなかくもないんですけど、でもほんとね、正ー直っな話、「我孫子」って千葉県内でも相当地味でぱっとしない街ですよ!?

おっと、誤解なきように。
別にぼくは我孫子をdisっているわけではないですからね!?
それにぼくは大好きですよ、我孫子って。
何せお世話になりましたし、一番の親友だって未だに住んでいる。

我孫子というのは閑静な郊外のベッドタウンでして、うちの子供が小さい頃には、よく我孫子のほこる自然の名所、手賀沼によく遊びに行ってました。
いや、我孫子市には手賀沼という大きな沼があってですね、そのほとりを走るのが実に気持ちいい。
自転車で走るのも爽快だった。

と、そんな我孫子LOVEな身ではあるものの、それとこれは別、事実は事実。
実際のところはどうであるのか、ちょっと向かってみるとしましょうか。

メキメキ業績を伸ばしているスシロー

おっと、それだけだとただのグルメブログになってしまいます。
なので、その前にちょっとばかり食品業界のお勉強をしておきましょう。
しかもこの話が今回の出店にも、しっかりと絡んでいるんです。

というわけで、皆さん、知っています?
実はスシローって、昨年からのコロナ禍を受けて、これまでを遥かに超える過去最高の売上を記録しているんです。
これによって、今やスシローというのは回転寿司業界で頭一つ抜けた存在へと飛び抜けてみせたのです。

スシローを運営している「スシローグローバルホールディングス」は昨年2020年の11月、9月期決算において前年度2.9%増、2049億円と、売上を発表しました。
これはスシローにとって、過去最高売上高記録となるものです。
つまりスシローは、新型コロナウイルスとそれによる緊急事態宣言下において、これまでにない売上を伸ばすことに成功した、ということです。

で、このことはしばしば、売上を落として赤字に転落した「くら寿司」との「勝ち組・負け組」話という定番の食品業界分析比較ネタとして話題にされていることでもあります。

もとより回転寿司業界においてのここしばらくのトップ企業はスシローであり、ついで「くら寿司」、「はま寿司」「かっぱ寿司」と続いています。
つまり「くら寿司」はトップランカーであるスシローにとってその座を虎視眈々と狙うライバル企業であり、これら双方が回転鮨業界のトップ2なのですが、しかし。
昨年のコロナ下にて「くら寿司」が売上を大きく落として以来、今や回転寿司業界はスシローによる独走状態となっています。

事実、くら寿司は、2020年の10月決算で、最終損益の2億6200万円の赤字と発表。
これは37億6600万円の黒字であった前期に比べたら、大激減となるものでした。
ぼくは食品市場のトレンドウォッチャーでは全くないので詳しい話は他に譲りますが、ではどうしてこのような差が生じてしまったのか。
それはコロナ拡大の中、いち早く大きく舵をきった「テイクアウト・デリバリー戦略」と、それを可能にさせた「DX」の取り組み、それが効果をなした、とよく言われています。

つまり、スシローがこれまで戦略的に取ってきた「DX化」と、それを利用したいち早くの「テイクアウト・デリバリー戦略」
これが、突然のコロナウイルス襲来を生き残るサヴァイヴの命綱となった、というのです。

そもそも、スシローの「テイクアウト・デリバリー戦略」は、外食業界のなかでもずば抜けて早かった、と言われています。
何せ緊急事態宣言前にはすでにテイクアウト限定メニューを揃えて対応、さらには注文サイトをもリニューアルして整備。結果的に、これが巣ごもり期のニーズを大きく得ることになります。
しかもスシローはコロナのずっと前、すでに2017年くらいから店舗の自動対応化を進めてきた、とも言われています。こうした早くからのDX化が、このコロナ下の需要にも大きくマッチしたのでしょう。

とくに「セルフレジ」と「自動土産ロッカー」は、まさにそのスシローDXの最たる象徴ともいえるもの。
実際、ぼくのうちでも実は先日、(今回のとは全く別に)スシローのテイクアウトをしたのですが、これが本当に素晴らしかった。
スマホでちょいちょいちょいと、簡単に発注できる分かりやすさに加えて、お店に到着するとすでに専用のロッカーに商品が入れられており、ぼくらはただお金を支払ってそれを持ち帰るだけという、とにかく便利で非常に使いやすいサービスになっているのです。


あきんどスシロー

トドメの「Go To 超スシロー PROJECT」

さあ、そんな一人勝ちのスシローが昨年末12月から手掛けて以来、このところ常々話題になっていたのが、「Go To 超スシロー PROJECT」です。
「Go To 超スシロー PROJECT」ってなんだよ、と思う方。
申し訳ないですが、マジで、すげえ!損してます。
なぜならこれこそが、今回のコロナ禍でしかやらないであろう史上最大のサービス企画だったからです。

このように、とらふぐ、寒ブリ、倍とろ、ふかひれ、あわび、などなど。
あまりにも豪華な寿司を破格で出すという、スシロー自身をもって「二度とできない」とまで言っている一大サービス企画を、12月以降スシローは行ってきました。
それが、「Go To 超スシロー PROJECT」です。

何でこんな事ができたのか。
そりゃ勿論、生産者とのタッグだなんだという表向きの「タテマエ」もあるでしょう。
でもスシローだって、あくまで一企業です。

実はこれ、仕入先の方からちょっと裏を聞いた話がありましてね。
具体的なことは絶対にこんなところでは書けない話なのですが、それでも「ああ、そりゃ確かに次はないわ」という事情があるものでした。
まあ、言えない話はどうしたって言えないので、申し訳ないですがご勘弁ください。
いずれにしたってここで言えることは、こんなサービスが今このタイミングで出来るのは回転寿司企業数あれどスシロー一社だけだ、ということです。
そして今、こんな一大サービスをこのタイミングでやる、ということはそれだけ他の回転寿司企業にトドメをさすだけの気概と、それだけの体力でやっている、ということ同意であるというわけです。


あきんどスシロー

テイクアウト専門店「スシロー To Go JR我孫子駅店」とは

さあ。
これまでの話のように、コロナ禍の中でのテイクアウト需要を見事にキャッチすることで大きな売上を達成し、目下独走が止まらないスシローですが、しかし。
今度はさらなるテイクアウト需要に向けての「テイクアウト専門店」をJR駅構内に出店し、広げていこうとしています。

そして、今回の話に戻すとするならば、その関東一号店がこのJR我孫子駅に新たに出された「スシロー To Go JR我孫子駅店」であるというわけです。

報道にあるように、ここで売られている寿司は皆、既存店舗でのキッチン設備によって作られたものであるという。
つまりここはあくまで寿司の販売のみを行う、テイクアウト専門店だということです。
まさに、コロナ影響によるテイクアウト時代を先取りした店舗展開。
やはり他企業とはその点で一歩先を行っているとしか言いようがありません。

ちなみに販売されている商品は、スシロー店舗でも人気のにぎりのセットに加えて限定メニューもあるとのこと。
これは是非とも行ってみたい。

そんなわけで、2020年3月1日。
お客さんからの帰り道に、ぼくもこのテイクアウト専門店に寄ってみることにしました。
なので以降、ここからはそのテイクアウト専門店のレポートと、ただの食レポになります!(笑)

懐かしの我孫子シティでスシローテイクアウトを買う

さあ、そんなわけでニュースを知って早速、我孫子に向かってみることにしました。
というのも、たまたまこの日、そちら方麺でのお仕事が入ったのです。
帰りがけ、丁度いい。ぶらりと、寄ってみることにしました。
いやあ、懐かしいな、我孫子シティ。

というわけで、車を駅前の駐車場に止め、一路「JR我孫子駅」に。
冒頭でも来たように、「我孫子」というのはですね、言ってしまえばちょっと静かな北関東のベッドタウンでして…
いやね、有り体に言うと、ズバリ「田舎」なんですわ。
だから駅前も、結構閑散としてる。

いやね、街としてはすごくいいところなんですよ。それは上にも書いた通りですからね。
大体、ぼくも昔、隣町に住んでいましたからね、よーく知っています。

おっと、そんな我孫子の小さめな駅の階段をのぼると、目に入るのが改札の真横に作られた販売ブース。
ありました、スシローです。

赤白の「スシロー」の派手な看板に、販売員が3名。
晩御飯前ということもあって、結構な売れ行きのご様子。
ちょうど通勤の帰り道という時間帯で人も多く、またまだ開店数日ということもあって物珍しさもあるのか、結構にぎわっています。
何せ18時30分過ぎの段階で、もうこれしか残っていません。

慌ててぼくも、商品を選びます。
どうしよう、やっぱり折角だからテイクアウト限定品がいいな。ちらしずし、これにしよう。
580円。

このとおり。
無事にお買い上げできました。

でも実際買ってみると判るのですが、これ、すごくいいですね。
ビジネススタイルとしてすごくアリだと思います。
何せ、さくっと会社帰りに、何も考えずに手に取って帰る。その手軽さが、いい。
例えば、電車通勤の人がよっぽど言えの帰り道沿いにスシローでもなければ、寄って持ち帰りを買って帰らないと思うんです。

いや、いくら店があっても寄ってまで持ち帰りを買わないな、少なくともぼくならそうですね。
でも、それがもし帰りの駅構内にあったら、話は別です。
スーパーやコンビニに寄る手間すら、いらない。
帰り際に横目にする駅構内にあるんだったら、家族へのおみやげしかり、晩酌ネタしかり、こりゃ買って帰ってもいいかなって思うんじゃないかな。
だってスシローだ、馴染みもあるし、美味いのも知っている。
だったら、買って帰るわ、ぼくだったら。
そんなわけで、この戦略は、これは結構アリじゃないだろうか。

ぶらり我孫子テイクアウトグルメ

さあて、折角数年ぶりに我孫子駅に来たんだ、やっぱりここに寄らないわけにはいかない。
そう、我孫子「駅」といったらここだ。そういう店が、ここにはあるのです。
この我孫子駅には、そういう地元民にとってのソウルフードが、実は存在するのです。
曰く、これを知らない我孫子住民は一人としていないし、食べたことがないという常磐線沿線住民はモグリ。
そう言いたくなるくらいに、我孫子駅といったら、これ。
それが「弥生軒」。
ここに来たからには、「弥生軒」のスルーは許されません。

「弥生軒」というのは、一言でいえば、駅のホームにある立ち食いそば屋さんです。
そう、全国各所どこにでもある、何も珍しくない駅の立ち食いそば屋。
はっきり言ってしまえば、どこにでもありそうな普通の駅の立ち食いそば屋です。
正直に言ってしまうと、ありきたり。

ただし「ありきたり」なんだけど、「ありきたり」と侮るなかれ。
ここには、他にはない名物があるのです。
「唐揚げそば」。
これです。


食楽web

このように、立ち食いのそばの上に、巨大なジャンボ唐揚げが、どん、とのっている。
しかも、やもすれば2つ乗せることすらできる。
これが、この「弥生軒」を「弥生軒」たらしめているに他なりません。

大きくてジューシーな唐揚げを、そばの汁につけたっぷり味わいながら、電車の待ち時間に、そばを、すする。
千葉県民最大の至福が、ここにあるといっても過言ではないでしょう。
しかも。
そんな唐揚げそばの「唐揚げ」が、なんとテイクアウトできる、というではないですか。
へえ、知らなかった!

実をいうと、ぼくは何度かこの「弥生軒」の「唐揚げそば」自体は食べたことがあるんですが、唐揚げだけを単品で食べたことは、今まで一度もありません。
自宅で、弥生軒の唐揚げでビール、これは楽しみだ!

まずは弥生軒に入り、チケットを購入。
唐揚げ1つ、90円。家族の分も含めて、2つお買い上げ。
袋に入れられた唐揚げが渡されます。

さて、もう一つ、折角我孫子に来たのだったら、行きたいお店があります。
それが「ミート大山」です。
駅から歩いて5分程度の場所にあるんですが、ここのメンチがね、ホント美味しいんだ。
昔、ここらに住んでいたとき、何度か食べているんだけど、ホント美味しかった。

…と思って寄ってみたら、残念ながら閉店。
くそう、久々に食べたかったのに。
落胆のあまり写真も撮り損ねてしまいました…。

おっと気を取り戻して。
さあスシローのちらしと、弥生軒の唐揚げが手に入った。
あとは晩酌の酒だ。買って帰ろうじゃないか。

我孫子住民の生活を支える、駅前スーパー。
ここ寄って、ちょっとお酒買って帰るとしよう。

ザ・普通のスーパー酒。
目新しさも何もない。でもそれでいい。だがそれがいい。
麦焼酎、親しみをこめて「安心院蔵」さんをご購入。
こいつで今日の成果をいただくとしようじゃないか。

テイクアウトスシロー寿司を実際に食べてみる

ちらしも唐揚げもお酒も買ったし、さあ、あとはおうち返って晩酌だ。
買ってきた焼酎も、口を開ける。

では、まずは「弥生軒」の唐揚げを。

うん、そばにのせるための唐揚げにふさわしい、皮の厚みと味の濃厚さ。
そして何よりジューシーでやわらかい。
ああ、これはやっぱりそばと一緒に食べたいなあ。
仕方ないので、缶ビールをすする。
唐揚げビール、合わないわけがない。幸せだ。

続いては、いよいよスシローのテイクアウト限定ちらしを。
錦糸にホタテの他、カニ、いくら、まぐろ、などなど。思いの外に具沢山だ。
うん、これは焼酎がいいな。ロックでいただこう。

うん。これはいい。
いや、これはすごくいいぞ!
すごくいい、酒のつまみだ!

ちょいっと箸でつまんで、それで飲む。
にぎりよりも、ちびりちびりと楽しめるのが、すごくいい。
テイクアウトで買って帰って、でビールぷしゅるもよし、焼酎や日本酒あわせるもよし、あるいは白ワインだっていけるかもしれない。
とにかくそれらを、くいっとやりながら、箸でつまんで、ちびりと食べる。
これは晩酌最高のおともじゃないか!
これはまた是非買いたいぞ、これは!

まとめ

今回は、スシローのテイクアウト専門店第一号店に行って、実際に商品のレポートをするとともに、ちょっとした周辺の我孫子グルメ紹介などもさせていただきました。

…で。
食品衛生、全く関係なかったすね…。

…まあ、いいよ。
いいとしようよ!
だって、そういうときもあるのが、「グルメ衛生管理」だもの!

以上、このように、このブログでは食品衛生の最新情報や知識は勿論、その世界で長年生きてきた身だから知っている業界の裏側についてもお話しています。
明日のこの国の食品衛生のために、この身が少しでも役に立てれば幸いです。

■□貴方の工場・店舗で悩んではいませんか■□
・どうやって防虫管理・衛生管理をすればいいか判らない
・今やっている防虫管理・衛生管理が正しいか判らない
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・取引先や保健所の査察が不安だ
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だったら貴方が防虫・衛生管理のプロになればいいのです!

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  • 私達は、どんな工場、お店の方でも防虫管理・衛生管理のプロレベルに育成することが出来ます。
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