食いしん坊なプロの衛生管理屋が、食品衛生に無理くり絡めながら美味しいグルメや新商品を紹介&レビューするという、たまーにだけやる企画モノ、「グルメ食品衛生」。
今回は、TBSで2020年9月5日に放映された「サタデープラス」の「スシローの今食べるべきベスト10」を実際にスシローにいって全制覇に挑んできました。

改めまして、皆様こんにちは。
高薙食品衛生コンサルティング事務所です。
ここだけしか聞くことの出来ない神髄中の神髄、
「プロが本気で教える衛生管理」を、毎日皆様にお教えしています。

サタプラのスシローベスト10制覇したった

2020年9月5日、
つまりこれを書いている本日から見て一昨日の、土曜午前中のことです。
夫婦二人でジムに向かう車の中、その車内テレビでは嫁さんが隣の助手席でTBSの朝番組「サタデープラス」が、何気なく流されていました。

で、その中では柳生九兵衛という回転寿司屋の達人が出演し、スシローの今食べるべきベスト10を紹介するという、「スシローヒットのココすご!ランキング」が放送されていたのです。

スシロー食べるべきベスト10
  1. 海の宝石おすしパフェ(期間限定)
  2. 天然インド鮪8貫盛り(期間限定)
  3. カタラーナアイスブリュレ
  4. 濃厚うに包み
  5. めかぶ長芋納豆軍艦
  6. 白桃の冷静デザートスープ(期間限定)
  7. 国産大切りはまち(期間限定)
  8. 鯛だし塩ラーメン
  9. 牛塩カルビ
  10. 倍盛り海鮮漬け

 

 

ふーん、スシローねえ…。

何気なく、横目で見ているうちに。
胸の、いやこれは腹なのか?
ふつふつと、だが確実に、しかも急激に湧き上がってくる、抑えがたいスシロー欲。

何だ…?
何だ、何だ?
何だ、何だおい、何なんだこれ、
めっちゃ美味そうじゃないか?
俺は、俺は、俺はもしかして、めちゃくちゃスシローに行きたがっているというのかー!?

うに、マグロ、ハマチ、魚卵に充実サイドメニュー…。

やっべー、スシロー行きてえー!
がっつり寿司食いにいきてー!

そんな話をテレビ見ながら、ふと嫁さんとしていたらですね、
なったわけですよ、
んじゃ、アレかな、これいっちょ制覇したりますか!とね。
家族四人でやったろやないかい、とね。

さあ、そんなわけで。
今回のお話は、ちょっといつもの食品衛生とは少しだけ離れて、せっかくなので家族四人スシローで絶品ベスト制覇したった話をしようかと思っているんです、

が!

しかしです。
そうはいえど、です。

ここは腐っても、いや違うぞ、腐ってはいけない、一般生菌数10の7乗を超えてはいけない、そんな食品衛生の専門サイト。
なんぼなんでも、ただメシ食いにいくだけの話なんて、とてもじゃないけどでけまへん。許されはれまへん。

ということで、考えました。
はい、ズバリ。
折角なので食品衛生の専門家が、スシローの衛生管理をチェックしながらベスト10寿司をたいらげる。
そんな公私混同企画をしていくことにしましょう。

スシローの防虫対策とは

さあ、そんなわけで。
腹をたっぷりすかせた午後7時分前、アプリ予約の約5分前に、お店にご到着した我ら家族一同。
まずは、店内にご入場。

と、ちょっと待った!
入り口、ここね。
これが重要ポイント。

というのも、お店の入り口というのは、外部汚染との一番メインの接点にして、しかし店側からはお客さんへの配慮上なかなかコントロールが効きづらい難点でもあります。
専門的に言うならば、外部隣接エリア、てやつですな。
ここを見落としては、プロ失格というもの。

いいですか、入る前にここをチェックしたい。

 

まずこちらのスシロー。
入場口が前室構造となっていますね。
つまり、ドアを開けてもすぐ店内、とはなっていない。

このつくり、田舎のコンビニなどにもありますね。
虫の多い場所では、ここで一旦「前室」を設けるんです。
ここで虫を含めた、外部の汚れを遮断し、すぐ店内に入れないようにしています。

 

その証拠にあるのが、こいつです。
一見、目立ちません。
常人なら、完全にスルーします。
ですが、じつはこれ、ライトトラップです。
つまり、入ってきた虫を捕らえるための、光誘引式粘着トラップです。

ほのかーに上のほうが青く光っているでしょ?
それが虫用ライトトラップの証拠です。
普通、100%、これをスルーします。何故ならこれ、そういう風に作られている機械だからです。

 

例えば、こういういかにも露骨で、「さあ、これで虫捕まえてます!」と主張しているやつじゃないんです。
あくまでさりげなーく、目立たぬように、周囲とほぼ同色で溶け込むよう、やもすればぱっと見は小さな照明機器かと擬態している、外食店舗用として開発された外観重視の、しかし明らかに侵入昆虫用のライトトラップです。
素人さんならスルーするところでしょうが、しかしプロの目は絶対にごまかされません。

つまりこのスシローでは、前室構造にして昆虫の侵入を防ぎながら(もちろん外部からの風や気温を抑える意味もあります)、ここを防虫ゾーンとし、侵入した虫を抑えている。
これね、作戦としては、悪くない。
ぼくでももし相談されたら、こう答えるでしょう。そういう対策です。
だってこれ、多分スシロー本部の品管さんが大手の衛生管理の専門業者と一緒に設計していますからね。
じゃなきゃ、こんなプロらしい作戦は取れてないでしょう。
寧ろ、さすがスシローと褒めてあげます。
やるやないか、スシロー!(え、なんで上から?)

休日のスシローは予約して向かうべし?

さて、そんな店内ですが。
混んでました。
はい、混んでました。
ひたすらめっちゃくちゃに、ごったがえしてやがりました。

そりゃそうでしょ、日曜夜。週末の夜の、ご飯時。
混んでないわけがないんです。
これは待たされるのか。
かなり待たされてしまうのか。
30分くらい、待たされてしまうのか。
そんな待たされる予約ってアリなのか。

と、そんな覚悟を心に抱きながら、10と数分程度経った頃。
あっさり番号を呼ばれ、面食らってしまいました。
まじか。

成程。今、理解した。理解できた。
スシロー行くなら、こりゃ予約必須だわ。
どうもこれもその例の「サタプラ」でやっていたようなんですけど(最初は見ていませんでした)、そうなのです。
情報強者はスシローに予約していくものなのです。

あれ、これ、
もしかして…

この戦、すでに我に勝負あり、じゃない?

10位:寧ろこれが真の1位、頼まないと大損「倍盛り海鮮漬」

そんなわけで、無事に席をゲットした我々。
さあ、お仕事は終了。
いや、
ここからは、寿司との戦い、合戦です。

 

まずはジョッキビールで、景気づけ。
乾杯ー。

ふう、暑い日の夜は、やっぱりこれから始まらないと。
まあ、毎日ほぼこれで始まるんですけどね。

さて、まず頼んだのは、第10位から「倍盛り海鮮漬」。
仕込みのときに出た半端な部位を集めてたっぷり乗せる、という普通のメニューにはのっていない、いわゆる隠れメニューというやつです。

まずは2皿頼んでみる。1皿100円×2枚。

 

美味い!
こぼれるくらいの具沢山だし、マジで美味いぞ!
いや、素で「あ、美味い」って言葉、ぽろっと出たわこれ。

個人的には、コスパ含めたらダントツにトップかもでした。
ていうか、え、何、これ10位なの?
おいおい…冗談だろ?
だってこれ、普通に1位確定案件だろ。
そりゃさ、確かにお店にいってあるかどうか判らない、その日があたりか判らない、そんな幻ゆえのアンバランスさだけがマイナスポイントだけど、でもあったら絶対頼まないと損なレベル。
いや寧ろ、それ頼まないで、おめースシローなんで行ってんの?って問いただしたくなるレベル。
そのくらいに美味かった。

なので、思わずさらに皿追加。

9位:ハズしメニューには悪くない「牛塩カルビ」

いやもうね、
なんたって今日は暑かったので、すいすいビールが進むわけです。
自然の摂理だ、仕方ない。
残暑が厳しいざんしょ。
この時期恒例、昭和のいにしえをしのぶジャンプジョークだ。

 

さあ、次は第9位、牛塩カルビ。
牛バラ肉を秘伝のタレに漬け込んで焼いたという、人気商品。

うーん、これかあ。
あ、悪くはないです。いや悪くはないんですよ。
でもなあ、あくまでこりゃぼくの個人的意見ですが、回転寿司で食べたいかっていうと、少し違う感、ある。
でも、ビールにも合うし、外しという意味においてはアリかもしれない。
何だろ…あるいは、気分かなあ。
気分がちょっと、違った。それかも…しれない…。

7位:普通に普通「国産大切りはまち」

そんなわけで、早くもなくなる生ビール。
やむなくおかわり、もう一杯。

さて次は、8位を飛ばして、7位の国産大切りはまち期間限定。

 

うん、
はっきり言う。
普通だ。
普通。まあ、普通レベルに、美味い。

でも、なんだろ、それ以上には余り感じない。
こんなもんかなって感じだ。
悪くは決してないが、それ以上には思わない。
感動が、普通だ大切りはまち。

ところでですね、
明かしてしまうと実は痛恨のミスを一つ、してまして。

というのも、番組を見ながらメモを撮っていたんですが、6位を抜かしてしまってました。
その第6位とは、「白桃の冷静デザートスープ」。
爽やかな香りの白桃スープに、白桃シャーベットをあわせた期間限定絶品スイーツ、とのこと。

 

これ、ウチ帰った後で気付きました。
あまりにメニューが女子女子しすぎて、ちょっと見落としてました。
「大威震十連制覇!」とか、気負って勝利を確信していましたが、実は既に負けていました。
グハア、やられた。

「相手が勝利を確信した時、すでにそいつは敗北している。」
by ジョセフ・ジョースター。

い、
いや…。
こんなときにも、まだ策は、あります!

そう、
とっておきの策があるのです!

それは…

食べるんだよー!(他の寿司を)
「うわあ、なんだこの衛生管理屋!」

5位:好きな人は好き、他の人は…「めかぶ長芋納豆軍艦」

続いて、第5位。
いや、実は続いていませんが、都合の悪いことはすぐ忘れましょう。それが大人ってやつの生き方です。

スシローの隠れた名作、
敢えてひきわりではなく丸い納豆を使用した、こだわり派、「めかぶ長芋納豆軍艦」。

 

うーん、なんというか。
味の…予測範疇?
まあ、こうだよねって感じ。
こう来て、こう来る、こうなる、こう交わす、こういう展開になる。
それがこれって感じ。
いやひき割りじゃないんだ、とか言われても、いやあそこは別にそういうんじゃないです…って感じ。

でも、こういうネバネバ系、好きな人は好きなんでしょう。
ぼくは別段、ありがたみが薄い…かな。
好きな人に全然譲れる系。お先どうぞ系。

ちなみに、これらベスト10の間にも、結構頼んでましてね。
ていうか、結構というより、ぶっちゃけ「これでもか」って頼んでました。
子供ら含めて、そっちのほうが多い。

 

秋だから、生さんま。
秋の刀の魚で、「秋刀魚」。

うーん、脂がのっていて美味しいんだけど、ちょっと小ぶり過ぎて寂しい。
仕方ないよね、仕方ないもんね。わかっているんだけど、やっぱり寂しい。
「刀」っつーか、寧ろ、カッター?

 

「真さば信州練りみそ炙り」。
これが香ばしくて、メタクソ美味かった。あとすげえ、酒にあった。

「匠の一皿プロジェクト」シリーズの新商品で、以前話題になった「金華さば信州練りみそ炙り」をさらにアレンジ。
さばにコク深い信州練りみそを塗って炙ることで「鯖みそ」をイメージし、鯖のうまみを感じられる逸品に仕上げた、とGoogle先生に今教えてもらいました。
いたこれ、寧ろベスト10に入れようよ。
こないだ9月2日から始まった新メニューです。是非どうぞ。

4位:ちゃんとしてて驚くハイコスパ「濃厚うに包み」

次は4位の、濃厚うに包み。
これもなんと、100円。

 

あー…100円のウニねえ。

…て正直、なりません?

だって、安いウニって、余りいいイメージがない。
そりゃ高いウニで不味かったら、怒るよね。
でも100円で不味いと、しゃーねーかなってなる。
そりゃウニだもんな、回転寿司の安いウニだもんなー。
美味いわけねーわなー、と、がっかりが当たり前になって、期待すらもうしない。
あの感覚。

そんなわけで、ほとんど期待もせずにオーダーする。
で、届く。
で、醤油たらす。
で、包む。
で、食べる。

 

!?

…あれ、これ、
…いや、あれ、これ、
あれ、いや、いやいや…

これ、美味くないですか!?!?

ちゃんと広がる、独特の磯の香り。
そして甘さと、濃厚さ。

美味いので、これまた皆でオーダーしたった。計4つ。

2位:マグロ好きにどうぞ「天然インド鮪8貫盛」

さあ、次だ。
その間にも、やれ生だこだ、サーモントロだ、えんがわだ、と皆好き勝手に頼んでいたんですけどね。

 

来てしまいました。
ついに来てしまいました。
大皿ものが来てしまいましたよ。
第2位、大皿まぐろ盛8貫。

大トロ、中トロ、赤身に漬けに、ねぎとろ…。
まぐろ尽くしのそんな一皿、しめて980円!大トロ入りときたもんだ。

うーん、どうでしょか。
これをどうとらえればいんでしょか。

いや、美味いですよ。
確かに美味いです。
でも980円かあ。
個人的には、一回こうやって頼めばもういいかなあ、あとは単品で色々頼みたい派、かなあ。

1位:ジャンルは寿司じゃなくて肴「海の宝石おすしパフェ」

さて、いよいよ頼んでしまおう、輝ける「今スシローで食べるべきベスト10」第1位。

 

じゃん、
海の宝石おすしパフェ。

達人も絶賛、そして驚愕。
スシローの最高傑作とも呼び名も高いこちら。
魚卵四種をスイーツに見立てた超絶賛寿司を240円の大盤振る舞い。
さあ、どうだ。

グラスのなかに、数の子、いくら、タラコ、とびこ。
それを山芋が結ぶ。
海苔が2枚。
少し醤油を垂らして、では…。

 

うん、飲める!
これは、酒飲めるやつや!
つまり、肴や。
このメニューのジャンルは、寿司でもスイーツでもなく、「肴」や。
魚卵をつつきつつ、くいっと一杯。
それや、日本酒が飲めるやつや。

休めの瓶酒。
そんなんでいい。そんなんで十分だ。
230円でこれはいい肴じゃないか、気に入ったぞ。

ちびっとつまんでは、酒を飲む。
そんな感じで、これはちょっと一人で飲みたい。
そういうやつだ、これは。
スシローで一人飲み。
そんなときにはぴったりだ。

唯一の難点、それは飲兵衛のおっさんにとって、この魚卵量が恐怖なことくらいでしょう。
頼む、持ってくれよ、俺の左足!

8位:安定の「鯛だしラーメン」

オーダーも一杯したし、お酒も飲んだし、そろそろだ。
〆に向かおう。
すると、息子がラーメン食べたいと言い出した。
いいじゃない、いいじゃない。
これ行こう、第8位、鯛だしラーメン。

 

前にも頼んだことがあるけれど、覚えている、こいつは前も美味かった。
出汁がきいているが、あっさり、スルっと入る。
飲んだあとの〆にいっときたいやつだ。

3位:嫌いな女子はいません「カタラーナアイスブリュレ」

一方で、嫁さんと娘はデザートを頼む。
第3位、カタラーナアイスブリュレ。
なんでもスシローのスイーツ群の中でも人気沸騰、まるで高級ホテルに出てくるようなクオリティだという。

 

そこで、一口パクリ。
うん、なかなかだ。
クリーミーで、コクがある。
高級ホテルかどうかはよく判らないけれど、確かに美味い。
寿司含めてもこれが今日のベスト3位内に確実に入る、とは娘ちゃん談。

これだけ食べても6千円台!?

さあ、そんなわけですっかり満腹。
全部で32皿にその他ビールに日本酒、大皿までペロリたいらげ、出っ腹さすって、食った食った。
家族四人で、これだ。

 

んじゃお会計、お願いします。
ハイしめて6,690円也。

あれ、安くない?
思ったより安くない?
うーん、すごい。
さすがコスパのスシローだ。

まとめ

そんなわけで、今回はいつもの食品衛生を少し離れた企画ものでした。

達人が教える、スシロー食べるべきベスト10
  1. 海の宝石おすしパフェ(期間限定)
  2. 天然インド鮪8貫盛り(期間限定)
  3. カタラーナアイスブリュレ
  4. 濃厚うに包み
  5. めかぶ長芋納豆軍艦
  6. 白桃の冷静デザートスープ(期間限定)
  7. 国産大切りはまち(期間限定)
  8. 鯛だし塩ラーメン
  9. 牛塩カルビ
  10. 倍盛り海鮮漬け

 

なお、個人的には、「倍盛り海鮮漬け」がダントツ、
そして次点に「海の宝石おすしパフェ」と「濃厚うに包み」、
そしてここにはないけれど、「真さば信州練りみそ炙り」がおすすめでした。

皆さんもこれを参考に、是非お近くのスシローにどうぞ。

以上、このように、このブログでは食品衛生の最新情報や知識は勿論、その世界で長年生きてきた身だから知っている業界の裏側についてもお話しています。
明日のこの国の食品衛生のために、この身が少しでも役に立てれば幸いです。

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だったら貴方が防虫・衛生管理のプロになればいいのです!

高薙食品衛生コンサルティング事務所にようこそ
  • 私達は、どんな工場、お店の方でも防虫管理・衛生管理のプロレベルに育成することが出来ます。
  • 何故なら、防虫管理・衛生管理のプロとは、基礎知識に加えて「正しい管理の仕組み」を作れる能力を持つ者のことだからです。
    この「管理の仕組み作り」を知るこそが、防虫管理・衛生管理のプロへの道なのです
  • そんな防虫管理・衛生管理のプロを育成し広めることで、日本の「食の安全安心」を、さらにより広く、より高くさせることが私たちの使命だと信じています
  • どうですか?
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