実はゴキブリが薬になる、って知っていますか?
それはどんな薬だと思いますか?

改めまして、皆様こんにちは。
高薙食品衛生コンサルティング事務所です。
ここだけしか聞くことの出来ない神髄中の神髄、
「プロが本気で教える衛生管理」を、毎日皆様にお教えいたします。

 

今日のお話の概要
  • 実はゴキブリは漢方薬の原料として、古くから扱われてきた
  • ゴキブリは東洋医学でいう「未病」を治す漢方薬の原料とされてきた
  • この漢方の薬用とされたゴキブリは、中国山西省付近に生息する「シナゴキブリ」である
  • 日本の「サツマゴキブリ」もこれに近く、日本古来から実は薬用とされてきた
  • 実際、サツマゴキブリの抽出エキスには医学上の効果も認められている
  • そのほか、ゴキブリを薬用とする国は、世界でも少なくない

 

 

ゴキブリは漢方薬の高級原料!?

皆さん、ゴキブリで作る薬があることをご存じですか?
実はゴキブリは、漢方薬の原料として、古くから扱われてきたのです。

何せ2000年以上前の中国の医学書に、そのことが書かれているのですから、ゴキブリの薬用の歴史はかなり長いというもの。

今回は少しばかり食品衛生、防虫管理とは離れますが、そんな話をしたく思います。

ゴキブリは「未病」の薬の原料

東洋医学では、「未病」という病気があると考えます。
これは、検査などを行っても異常は確認されないのだが、しかし実際には異常である、というものです。

これはもともとは中国語で、「未病」、つまり「未ダ病ニナラザル」というもの。
要するに、病気の一歩手前、という状況のことを言います。
そしてその「未病」を起こすのが、「瘀血」。
つまり、血のめぐりの悪い状況のことですが、この「瘀血」を治す薬として、ゴキブリが使われてきたのです。
この薬は、ゴキブリに加えてヒル、アブなどを天日で乾燥させてすりつぶし、粉体にして作るということです。

中国のゴキブリ

この漢方の薬になるゴキブリは、中国山西省付近に生息する「シナゴキブリ」です。
シナゴキブリというのは、羽が退化したゴキブリで、見た目はクロゴキブリやチャバネゴキブリなどとは少々異なります。
一般的には三葉虫っぽいともいわれます。
うーん、クロゴキブリの終齢幼虫にちょっと似ている…かな。

尤も、日本でも似たようなゴキブリがあります。
サツマゴキブリです。こちらもシナゴキブリ同様、羽の退化したゴキブリです。

日本でもゴキブリは漢方薬に使われてきた

実は、このことは別に中国だけの話ではありません。
日本でもかなり古くから、ゴキブリの漢方薬は使われてきたということです。
しかもすでに平安時代には使われており、漢和辞典「新撰字鏡」にも乗せられていたということ。
このほか、いくつかの医学書や薬物書でゴキブリは「於女虫(オメムシ)」と称されて記載されているのです。

では日本では、どんなゴキブリが原料として使われてきたのでしょうか。
その多くは中国から輸入されていたということですが、しかし江戸時代に書かれた医学書「古方薬品考」には、サツマゴキブリが漢方薬の原料になることが記されています。

実際、今でも日本国内の漢方薬店には、このサツマゴキブリが「䗪虫(シャチュウ)」として売られていることが多いようです。

まとめ:ゴキブリ漢方薬は本当に効果があるのか

ぼくの専門は衛生管理であって医学ではありません。
(食中毒などに関してはそれなりの知識がありますが)

ですから細かい医学的な話はわからないことを前提にお話しします。
なんでも、サツマゴキブリの抽出エキスには、肝障害発症に対する抑制作用があることが確認されています。
ただしこの効果はサツマゴキブリ固有のものであり、ワモンゴキブリではその作用は認められなかった、とのことです。

また実はゴキブリの薬用は、世界では決して珍しい話ではありません。
例えば、イギリスではチャバネゴキブリを心臓病の薬の原料としていたり、アメリカではゴキブリを煎じたものを破傷風の薬としていたり、ペルーでは風邪予防、滋養強壮としてゴキブリ酒が造られていたり…。
ちなみに日本国内でも、長野県などではつぶして軟膏にして使っていたということ。

また、今回の漢方薬ではありませんが、ワモンゴキブリの中枢神経は、人に害を与える細菌を死滅させる天然の抗生物質を作り出すことができる、という学説や研究もあるそうです。

以上、今回は、いつもは駆除撲滅についてのみしかここでは書かれていないゴキブリも、意外とあなどれない、というお話でした。

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