高薙食品衛生コンサルティング事務所の日々の出来事をつづる、「高薙所長の日常」。
今回は、マクドナルドの秋メニュー、「黄金の月見バーガー」と「月見パイ」、
そして最近のマックの異物混入についてお話いたします。

改めまして、皆様こんにちは。
高薙食品衛生コンサルティング事務所です。
ここだけしか聞くことの出来ない神髄中の神髄、
「プロが本気で教える衛生管理」を、毎日皆様にお教えしています。

 

今日のお話の概要
  • 今年は月見バーガー陣に「黄金の月見バーガー」と「月見パイ」が参戦
  • 「黄金の月見バーガー」は、パンズのバター感とベーコンの厚みが違う
  • そして実際に、美味い!
  • 「月見パイ」は、なんというか、洋風天ぷらまんじゅうって感じ
  • マックの「ファストフードであることとしての美味しさの追求」って凄い
  • マックで混入した「歯」は、消費者のもの
  • マックだけじゃなく「歯」の混入は意外と多い
  • でも、歯なんて入らないし、入るわけがない

 

 

秋といえばマックの月見バーガー

皆さんは何をもって、秋が来たなあって感じますか?

涼しい風。
ですよねー、特に昼とは違う秋の夜風って、ああ秋だなあって思いますよね。

サンマ。
うん、秋の醍醐味。
さすがは秋の刀の魚。
こいつが出ると秋だなって思います。

まあ、その他色々あると思うんですけど、その一つに、「マックの月見バーガー」ってのがね、ぼくにはあるんですよ。
これが出ると、ああそっかー、秋になったんだなーってなる。

最近めっきりマックにはいかない方なんですけど、秋のこれだけは一応、押さえておく。
で、短い秋、確認オーケー。
今年も来たわ、ちゃんと秋、てね。

そんな存在が、ぼくにとってのマックの月見バーガーです。

期間限定で短く終わっちゃうのもいいよね。
あ、行かなくちゃって思う。
んーでも行かなくちゃ、って、なんか義務ちっくだな。
あ、じゃ行っとく?みたいな感じ。
そこら辺の軽さが、いい。
いやね、行くって事実には変わりないんだけど、でも自分の中での捉え方のレベルが違う。

そんなわけで、結局毎年この時期だけ、どこかでマックに行く。
普段は、
「いやー、マックでランチとかねえわwwww
そんなん学生さんに任せとけよwww」
とかね、
そんな顔するくせに、月見バーガーは別もの。
何このダメ差別意識。

さ、そんなわけで今年も秋到来。
そんな月見バーガーの季節です。

初登場「黄金の月見バーガー」&「月見パイ」

はい、今年の月見バーガーも、攻め体勢を崩してません。

今年はいつものラインナップに加えて「黄金の月見バーガー」と、「月見パイ」をその陣営に加えてきています。

つまり、月見ラインナップ、ハンバーガー勢としては、「月見バーガー」「月見チーズバーガー」「黄金の月見バーガー」の三種。

いや、「月見バーガー」と「月見チーズバーガー」の違いはわかるわ。
チーズのあるなしだろと。

んじゃ「黄金の月見バーガー」と他との差異は何だよ、と。

まあ、そうなる訳なんですが、マクドナルドさんのところでちゃんと解説してる。

 

昨年初登場の「金の月見バーガー」が、金色バンズのバター感がアップし、スモークベーコンが厚切になり、リッチになって「黄金の月見バーガー」として新登場。
100%ビーフパティの上に、とろ~り濃厚なコクのある金色厚切チェダーチーズ、ぷるぷるたまご、厚切リッチになったスモーキーなベーコンを重ね、発酵バターの風味がさらに豊かになったふわふわスチーム金色バンズでサンドしました。
クリーミーで濃厚なトマト風味のオーロラソースが絶妙にマッチした、「黄金の月見バーガー」をお楽しみください。

 

…ええと、要するに、パンズのバター感が違うのと、あとベーコンが厚切りですよ、ということでいい?

そんな「黄金の月見バーガー」、
あとついでの「月見パイ」。
早速ながら、昨日2019年9月4日、しっかりその発売日に頂いてきました。

マックの内装はもう月見モード

さあ、ではいざマックへ。

マクドナルド店内に入ると、おおっ、もう月見モード突入です。
どーんとメニューの前面に、月見ラインナップ。

勿論、お目当ての「黄金の月見バーガー」だってそこにある。
結構大々的に宣伝してる。

なんだろ、クラスで一番程度の高嶺の花。
そんな感じです、他地域まではいかないけれど、クラスじゃみんな大好き「黄金の月見バーガー」さん。

んじゃ早速、そんなクラスのマドンナ、「黄金の月見バーガー」をオーダー。
マドンナって、すっげえ昭和だな。
北千住の外れのスナックのママくらいだよ、今時そんなの言われてんのは。

そんなことを考えながら席につくこと数分。
来ました、マドンナ「黄金の月見バーガー」。

お願いしまーす、なんつってもう一人の若い子も。
若いっつーけど、どう見ても三十路だよね、むしろアラフォーだよねっていう、「月見パイ」ちゃん。
いいよ、いいよ。早く席ついて。

さ、それじゃあ始めますか、今年のお月見を真っ昼間っから。

マックのレベルとしては極上レベルな「黄金の月見バーガー」

それでは、まずは「黄金の月見バーガー」から。

 

ふわっふわのパンズがお出迎え。

んじゃ、どれどれ中をご拝見。
いやんえっち。

 

たっぷりのオーロラソースに濃厚な黄色のチーズ。
そしてベーコンの存在感。
卵もほどよく焼けてます。

 

横から見るとこんな感じ。
結構分厚い。
チーズがとろけ落ちそう。

では、いただきます。

うん、美味い!

まず、ふわっと柔らかいけれどバターの香りが感じられるパンズ。
そして、パテのジューシーさ。
そこに絡むチーズと卵の濃厚さがたまんない。

一方、ベーコンは言う程厚みは感じられないが、まあ全国チェーン店ものなら仕方ないよね、オーケーオーケー及第点。
寧ろ、スモーキーな香りがしっかり付いているのがいい。
この香りとコクの担当に、パテの食いでが合わさりつつ、オーロラソースの酸味が程良い軽やかさを与えている。

うん、この値段でこの醍醐味はいいんじゃないかな。

ちなみにカロリーで言うと、多分500kcal越。
ぐぐぐ、これで山越えちまうか。

月見パイは、揚げまんじゅう

ついぺろりとたいらげてしまった、「黄金の月見バーガー」。
さて、デザート。
新人さん、「月見パイ」。

 

こちらは何でも初の月見メニュー入りだとのこと。

月見史上初のパイ登場。
やさしい甘さの粒感のあるあんこと、やわらかい食感のおもちをサクサクのパイで包みました。
月見といえばうさぎの餅つき、そんなことに思いを馳せたくなる秋らしい一品です。

 

んー、なんかよく分かんないけれど、あんことおモチのデザートパイだってことな?
あんまり月見感ないのも、マックらしい。

 

こいつも、ひんむいて、ぱくり。
あーれー。

ああ、成る程。
サックリした歯ごたえに、甘いアンコ。
もっちりしたモチも、そこに加わる。

ちょい洋風な、天ぷらまんじゅう。
そんな感じかな。

あ、知らないですか?天ぷらまんじゅう。
ぼくも知らなかったんだけどね、奥さんと結婚するまでは。

なんでも長野ではよく祝い事で出るみたいなんですよ。
天ぷらまんじゅう。

なんかね、山になってんの。
まんじゅうの天ぷらが、皿の上で。

で、地元の人達が、美味そうに食べてる。
うちの子供も好きみたいで、結構がっついてる。

でも、個人的には、うーん、ちょい苦手。
甘いの揚げるのって、そんな好きじゃないんだよなあ。

でも、これはそういう人でも、割といけるよう作られてますね。
それほど甘すぎないアンと、もっちりモチの役割分担。
さっくりパイ生地。
そのチーム感。

それが美味くいってる。
うん、これならアリだ。
あ、全部食べちゃった。

カロリーは、ええと、月見バーガーが500kcalに、これは300kcalくらいかなあ…。

よりグレードを上げてきたファストフード性

さて。
「黄金の月見バーガー」を食べて思ったけれど、マックって「いかにファストフードとして求められる美味しさを突き詰められるか」をしっかり考えてますよね。

そりゃ、上を見ればキリがないわけです。
でもマックは、ファストフードとしての自らの役割をしっかり踏まえながら、ちゃんとファストフードらしい美味しさを求めている。
食材の組み合わせ、その各々の工夫。
それによって、ファストフードとして、最大の美味しさを突き詰めている。
今回の黄金月見バーガーからは、特にそこのことを実感しました。

さ、次は来年かな。

マックの異物混入について

さて、ここからはちょっと真面目に。
食品衛生のプロとしてのお話を。

2015年のマックの異物混入騒動依頼、このところメディアではかなり静かなマック。

メディアも何も、あのときはただマックがメディアとネットの餌食になっただけ。
新しい叩く相手、いじめの対象にマックが指さされただけで、別にマックが何をしたという訳ではありません。
ただの面白がられで業績落ちて、必死で働いている人や企業が苦労する。
一介の衛生管理屋として、こういうのは本当に許しがたい。
ほんと、何なんでしょうか。

企業がどう管理しようが、現場でどんなに苦労しようが、トレーサビリティをどんなに厳しくしようが、異物混入は交通事故のようなもので、起こるときには時に起こります。
勿論、危険性が減るので、事故数は減ります。
が、確立の問題ですから、やっぱりゼロにするのは難しい。

あれからかなり現場努力をしているとの話を聞くマック。
このところどうなんだろうと、ちょっと調べてみると、ああ、たまにあるわ。

 

今年の初頭に、歯が混入。

って「歯」、ですか。
どうなんこれ、と。

ないですね、まず店舗の調理で歯が混入することは。

あと何処の工場で作っているか判りませんが、まともな工場で歯が入るなんてことは、更にありえません。
みんなマスクしてるのに、一人だけ抜けた自分の歯をマスク外して落としますかね、て話です。

つまりこれは、製造元の工場がまともじゃないか、客の歯か、嫌がらせでわざと誰かが仕込んだか、どれかです。
ていうか、トレーサビリティーを重視しているマックがまともじゃない工場と取引している可能性は低いし、誰が仕込むことも難しいので、こりゃほぼほぼ客の歯です。

少なくとも国内でマックレベルの企業の製品を製造するとなれば、X線検査機の導入すら求められかねません。
あとそもそも重量が変わるので、包装工程以前の計量工程でエラーが出て不適合品としてはじかれます。
それでポテトに歯が練り込まれる確立なんて、ありえません。

歯の混入について

実はマックだけじゃなく、歯の混入は意外と聞きます。
ある一定レベルの食品メーカーでは、時としてあがってくるクレームです。
ただ世に出ていないだけです。
ていうか世に出しません。
だって、自分のところで混入していない、ただの言いがかりを世に出すメーカーなんか普通ありません。

なので、仕方なしに我々のようなところに相談が来ます。
ですがメーカーだって判っているので、それほど重視はしていません。
ぼくらも判っているので、重視しません。

大手食品メーカーの品質管理さんとお付き合いすると、時々苦笑いしてジップ袋などに入った歯片を見せられ、どう思います?と聞かれます。
当然、「いやあ、ないでしょ(笑)」と苦笑いで答えます。

「ピザの中から出てきたっていうんですよ。」
以前、某大手宅配ピザ屋さんの品質管理さんにも言われました。
当然、「出るわけないですね(笑)」と苦笑いで答えました。

こういうのは、99%、消費者の歯です。
世に絶対はありえないので一応1%だけ残しておきますが、まあ消費者の歯です。
でもこれ、割と多めの頻度で起こる。
つまり、自分の抜けた歯を異物だと言いがかりつけてくる暇なアホが、ある一定数いる。
やもすれば金もらえんじゃないかってなバカすらいる。

全くもって、ふざけた話です。

でも店員さんも、マニュアル上、すみませんでしたとしか言えません。
マックも「そりゃお前の歯だろ」とは言いません。
みんな思ってますが、言えないので言いません。

 

で、混入経路は判らない、と最終的になります。
まあ混入経路なんか、判るわけがありません。
ぼくに依頼が来ても、そんなん判るわけないじゃないですか、ていうか消費者でしょ、と答えます。
多分、マック側も「ですよね」って言うと思います。
「でも一応やっておかないと、立場上」って続くと思います。
判っていてやってるのが、この手の消費者由来の異物経路特定です。

骨片、てのはまれにあります。
いわゆる原料由来異物。
ベーコンや肉にはつきものです。
でも歯の一つほど大きくはありません。
ここ10年くらい、ほんと混入異物は微小化が進んでいますので、こんな大きなものが入ることは、まあ少ない。

でも骨片は異物分析で判ります。
スペクトル検査すれば、人の歯ではないと判ります。
この場合、4~5万円と、そこそこかかる検査を行って、はい終了。

結局、「歯」なんて入らない。
製造工程でも入らないし、店舗調理側でも入らない。
にも関わらず、こうやって出てくる。
そういうアホがいる。
企業努力を踏みにじるようなくだらないケチは、全くやめてもらいたいものです。

 

今日のお話の概要
  • 今年は月見バーガー陣に「黄金の月見バーガー」と「月見パイ」が参戦
  • 「黄金の月見バーガー」は、パンズのバター感とベーコンの厚みが違う
  • そして実際に、美味い!
  • 「月見パイ」は、なんというか、洋風天ぷらまんじゅうって感じ
  • マックの「ファストフードであることとしての美味しさの追求」って凄い
  • マックで混入した「歯」は、消費者のもの
  • マックだけじゃなく「歯」の混入は意外と多い
  • でも、歯なんて入らないし、入るわけがない

 

 

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